STM32F446は、DSP命令や浮動小数点演算に対応したARM Cortex-M4を最大限活かすことのできる、ST独自のFlashアクセラレータ搭載の高性能マイコンです。これにより、最大180 MHzの周波数でもFlashから命令をゼロ・ウェイト・ステートで実行可能で、225 DMIPS / 608 CoreMark®を実現しています。
14ユニットのタイマと最大3ユニット/ 24chの高速ADコンバータを活かしたモータ制御や、充実した通信機能を活用してシステムのメインCPUとしても使用可能です。SDRAMインタフェースやQuad SPIなどの外部メモリ・インタフェースも豊富なため、データ処理用としてプロセッサの代わりにもお使い頂けます。プロセッサに比べ、コスト・メリットや開発の容易性の面でメリットがあります。
パッケージは最小で約3.7 x 3.8mmのWLCSPを用意しており、小型かつ高いパフォーマンスを必要とするIoTノードやセンサ・モジュールにも最適です。
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